2016年6月16日木曜日

独りワンプレートランチをとりながら~通知表の評価方法について考える~

これはトルティーヤ弁当の時の
残り物ワンプレートランチ

お弁当や夕食の残り物で独りワンプレートランチをとりながら。
とりとめもなく考え事をしてみる。
まさに脳内垂れ流し回。今回は通知表評価について考えてみた。

確か通知表の評価方法には2種類あったと思う。

周りの成績(全体)と個人の成績を比べて評価する相対評価と
周りの成績は考慮に入れずに個人の学習到達度によって評価する絶対評価。

昔は相対評価だったよね。と思う。
昔って自分が子供の頃ね。
どれぐらい昔かは聞かないでおくれよベイベ。
ザックリいうと成績上位者から5段階評価をつけていくと

5・・・7%
4・・・24%
3・・・38%
2・・・24%
1・・・7%

という割合になるというもの。

じゃあ今は、どうなんだろうか。

特に意味のないお弁当画像を挟んで小休止。

絶対評価への変遷

自分が子供の頃は周りと比べられる相対評価だったと思うのだけど。
いつからか通知表の評価方法は変わったように思う。
じゃあ、いつからなんだろうか。と思って省庁が出している文書をあさってみたら
絶対評価という言葉と概念が出てきたのが平成12年(西暦2000年)のこれじゃなかろうか。

これからの評価においては、観点別学習状況の評価を基本とした現行の評価方法を発展させ、目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)を一層重視するとともに、児童生徒一人一人のよい点や可能性、進歩の状況などを評価するため、個人内評価を工夫することが重要である。

出典:文部科学省 平成一二年一二月四日
児童生徒の学習と教育課程の実施状況の評価の在り方について(答申)

・一人一人のよい点
・可能性
・個人内評価

個人的感想。
なんかゆとりっぽい(小並感)
少しばかりの厨二臭も漂う…。

極論を言えばクラス全員5でもいいわけだよねこれは。
今回のテストみんな頑張ったね先生嬉しい全員5だよーーーっ。とかさ。

って、んなわけあるかい。

まあ、ないわけですよ。
そこんとこどうなってるの?
って塾の先生に聞いてみたよね。

再び意味のないお弁当画像


絶対評価という名の相対評価

塾の個人面談で通知表の評価方法という雑談をする私……。
先生も思う所はあったのか嬉しそうにイキイキと雑談に応じてくれました。

全員5とか。
あるはずがないんですよ。フフフ。
今は絶対評価という名の相対評価です(先生談)

なんか凄いキメ台詞頂いた感じがしましたね。
絶対評価という名の相対評価(書くの3回目)

成績はある程度正規分布のとおりになっている、らしい。
上に書いた
5・・・7%
4・・・24%
3・・・38%
2・・・24%
1・・・7%
ってやつですね。


林修の 仕事がうまくいく「話し方」講座 (別冊宝島 2061)

(※塾の講師は林先生ではありません)



絶対評価たるゆえんは

全員5になんてできないのはわかる。
1が一人もいないクラスなんてないだろうとも思う。
じゃあ、何を持って絶対評価とするのか。

通知表の5段階評価の横にある細かいヤツ。

■観点別学習状況例 
「関心・意欲・態度」
「技術」
「知識・理解」
「思考・判断・表現」


テストの点数が良くても宿題やってこないのは駄目。とか。授業中寝てるのは駄目。とか。
その辺は基本だろうけど。

通知表の5の評価がつく生徒は
その辺の基本はあたりまえにできてる子が多いような気がする。
関心・意欲・態度が同じぐらいのレベルだった場合ですよ。

何で差が付くのか。

「先生の好みですね」(塾の講師談)

嗚呼。絶対評価たるゆえんはそこか………。

塾の生徒のテストの結果を把握している塾側としては
テストの点数が良かった子の方が低い評価を取ったこともある。と証言してくれました。

塾の先生曰く。
・部活で活躍する子
・生徒会や学級委員で活躍する子
が、通知表でいい評価を取りやすいとのこと。
うん、やっぱりね。うすうす知ってたけどね。

あとは
・なんかキラキラ感があって教えるのが楽しい子

だそうです。
求ムキラキラ感!!!!ウチの子にもキラキラ感を!!!!!


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